障がいのあるわが子の子育て&まち歩きまちづくり日記。日々の出来事、読んだ本のこと、友人たちや地域との交流など。アート・手仕事をテーマに、障がい者の居場所づくりを目指して・・がんばります。


by denko6246

1人じゃないから

友人Sさんのお見舞いに行ってきました!
都内の病院です。 
休日だったので外来もなく静かでした。

案内されたフロアーに行くと、なにやら聞きなれた声が休憩室から。
お♪いたいた。
元気そうじゃないですかーっ♪
f0219674_20274890.jpg

まだ左側が麻痺していますが、声も表情も元気そうでよかった~。
「よお~。今、『週刊金曜日』読んでたとこだよー」
おいおい、病院で週刊金曜日読むか・・・?!(汗)
読んでた雑誌と差し入れの本で、休憩室のテーブルはこんな感じ・・・・。
f0219674_20224277.jpg

雑誌のコピーもありました。
f0219674_2122811.jpg

反貧困の活動をしている女性の記事でした。
Sさんの同志ですな・・・。
「若いフリーターが何かで急に働けなくなった時のための
“助け合い基金制度”の仕組みをつくってんだ、彼女は。すげー大切なことだよ」

Sさんだって、まあ自分の不摂生は(かなり)あるんだけれど、
路上で生活せざるをえない人たちのこと、
福島に帰れない人たちのこと、
原発やTPPのこと・・・・その他たくさん「なんとかしたい!」と思って
走り回っているうちに倒れてしまうような人です。
こういう人もすげー大切です。
「もっと自分のことも大切にせんと・・・あかんわ」そんなふうに思っていたら、
ふと笑いながらSさんが言うのです。
「おれさ、倒れる前はさ、いつこのまま倒れて死んでもいいと思ってた。
それがさ、実際倒れた今は変わったよ」。


リハビリの時間。
素敵な担当の先生が迎えにきてくれます。
「じゃ、行ってくるわ」 
ほい、いってらっしゃい!
f0219674_2073059.jpg


動かない体に「死なせて」とまで思ったSさん。
「今は、もっと生きたいと思うようになった」。

「リハビリもがんばるよ。
おれ、ここ出る時は歩いて出たいから。
やらなきゃいけないことあるしな!」
そうだ!がんばれ!!!

入院中の部屋をのぞくと、
大部屋だけれど、日あたりのよい窓際のベット。
ここにも本がいっぱい・・・。
看護師さんにも本を貸し出ししているらしいです(汗)。
f0219674_208040.jpg



帰り道。
1年に単語3つくらいしか覚えられなかったこと、
ふんばってもなかなか立ち上がれなかったこと、
自分の名前を書けるようになるのに半年かかったこと、
そんなたくたくの日々を、ぼんやり考えていました。
先日あった支援学級の公開授業で、
お友だちが1語1語しぼりだすように話してた姿も浮かんできました。
毎日がリハビリみたいなもんだな~(って違うか・・・・・)。
ゆっくりでも着実で、何より本人も毎日喜びに満ちてます。
それって、1人じゃないからだよな。
「話したい人がいて、話したい世界があること」
これが言語訓練より大切なことだとと教えてくれた、梅村浄先生のことばも
ふと思いだしました。


退院後の人生も長いし、ゆっくりいこう~。
みんな待ってます!
[PR]
by denko6246 | 2013-10-13 20:20 | つながって生きていく