障がいのあるわが子の子育て&まち歩きまちづくり日記。日々の出来事、読んだ本のこと、友人たちや地域との交流など。アート・手仕事をテーマに、障がい者の居場所づくりを目指して・・がんばります。


by denko6246

カテゴリ:介護と育児、現在進行形!( 5 )

父の入院

父が入院しました。
大阪駅からタクシーに乗り、たどりついた病院はきれいで
「10階以上ある?!」とびっくり!
これ、病室のある階からのながめ。遠くに大阪城まで見えました。
f0219674_2142392.jpg

f0219674_2151532.jpg


近くの病院で診てもらってた父ですが、紹介で大学病院に入院しました。
病気の具合がおもわしくないらしく。
そもそも病名があっているのか?
「おもわしくない」のは気持ちの問題か?
薬がきいているのかどうなのか、ほかのものはどうか?
検査入院です。

先生の診察の様子をきき、
検査などにちょっと付き合い、
「どんなご飯でるんやろ」と夕飯を見ました。
f0219674_2153412.jpg


思ったようによくならない父のはがゆさや
なんだか気力の足りなさ、
対照的な母の気張りすぎな様子、やいらだち、
そして2人そろって口にするのが、娘に対して
「がんばれるから!」「こんでいいって言うたのに!」「はよ帰り」・・・の言葉。
辛いわ~・・・

70歳半ば前後の2人。
病院側も何か説明したいたびに「ご家族来られませんか」ときくらしい。
「子どもは1人ひきこもり。
1人は子どもが小さくて病気もあるんでとてもこられません!
よばんといてください!」
2人で大丈夫!と言いきったようで・・・。
その言いきった直後に「こられないはず」の娘が病室に
「久しぶり~♪」と来たので一同びっくりしたんだそうで。
「コントみたいやんか・・・」


確かに、生きるか死ぬかの入院ではないけれど・・・。
だまってきたのは悪かったけれど・・・。

帰れ、帰れと追い返されながら、
「うそついて大丈夫やっていうてても、あかんからな!
またぬきうちで来るからなー!(笑)」
牽制球をいっぱいなげときました。


なんや。
最後に「ありがとうな」やて・・・。
[PR]
by denko6246 | 2013-12-17 22:02 | 介護と育児、現在進行形!

それぞれの場所で

久しぶりに実家に顔をだしました。
建てかえて10年?よく見ると、庭の木もずいぶん大きくなりました。

近所で庭の手入れをしていた植木やさんに
「この木はさー、街路樹にするようなやつだから、もっと大きくなるよ」
そんなふうに言われちゃたのがこの木↓バット作るときに使う木なんだとか。
f0219674_1718392.jpg

「大きくなりすぎるから、抜いたほうがええよ~って」と母がっがり。
なんでもやるのが大好きな母なので
「自分で枝切ったり、抜いたりしたらあかんよ!!」くぎさし。
実際、以前無理して庭仕事して、怪我して、しかもだまっていた母。
離れてると心配やな~。あ~。

庭で紅葉みれるなんて♪
f0219674_1719538.jpg

昔から庭の主!カエルくん。みるとなごむな~。
阪神淡路大震災も経験したコです。
f0219674_17192640.jpg

新しい花も仲間入りしていました。名前、なんだったっけ・・・?
f0219674_172005.jpg

f0219674_17202638.jpg

家の前は小さな道なんですが、わりに人通りがあります。
保育園の散歩道にもなっているようで、
子どもたちが庭をのぞいていくのが母の楽しみ♪
いろいろ可愛く飾って喜ばせているんです。
f0219674_17205573.jpg

門にまで飾り♪可愛い。
f0219674_1721161.jpg



朝、家の前を女の子とお母さんらしき人の声が通りました。
「あ、Sちゃんやな♪」と母。
「知ってる子なん?」
4月から幼稚園に通い始めたSちゃん。この家の前がちょうど通り道。
泣いて泣いてしてて・・・・「どないしたん?」って声かけたのがはじまりで、
「元気にいっといで」って、母はSちゃんをぎゅっとしてあげるんだそう。
「ここでぎゅ、してもらって、安心して幼稚園行くんです」
Sちゃんのお母さんが言ってくれるらしいのです。
先ほどみた、門に飾ってあったクリスマスの飾りは、
なんとSちゃんが「つくったから♪」とくれたもの。

「そうなんか~・・・」
ちょっと不思議な感覚です。
たくたくが東京で、保育園近くのおじさんに見守られて
楽しく通って、おじさんも幸せそうに毎日待っていてくれました。
その一方で、
母は東京から離れたここで小さな女の子をぎゅっとして
お互いになんだか嬉しい。
血のつながりとかをこえて、
それぞれがそれぞれ生きていくまちで
誰かに必要とされ、支えあっている。
ささやかだけれど。

ちょっと切なくもあるけれど、
なんだかあったかい。

無理に一緒にいなくても、こんなカタチもいいのかな。
[PR]
by denko6246 | 2013-12-10 23:13 | 介護と育児、現在進行形!

変わっていくこと

f0219674_16225070.jpg

f0219674_16225061.jpg

先日、
母のフラダンスの舞台がありました。
娘の嫁ぎ先から、昔のお友だちから
なんだかいろんな方に観ていただいて…。
皆さん新幹線に乗って、ですよ。。
びっくりしました。
母はしあわせものですね。

母の趣味はフラダンス。
始めたのは60に近かったと思うのだけれど、
のめりこんで、楽しんで、
踊るだけじゃ物足りなくて
ウクレレまで習って!!
家はフラの衣装と小物であふれて。
ハワイにも行って。

これで体力と気力を保ってるんだな〜

そう思っていました。
それが、今回ので舞台は終わりにするんだとか。
「もう、ちょっとしんどいねん」

練習は続けるらしいのですが…。
1年ちょっとうちに2回の手術をうけて、
母の体力がガタガタっと落ちたことを感じていました。

気力のほうも、あかんようになったか…
…?

母の最後の舞台が華やかなほど
落ちる影は濃く、
娘の焦りは濃くなって…。
祖父母の介護の時よりも生々しい
父と母の変わっていくことを
どう受け入れられるかなぁ…。
う〜ん。。

…と、そんなこと考えていたら、
ふと思い出したのが
この前久しぶりに会った母との会話。
「あんたずいぶん白髪増えて…」
そう言われてごまかしたこと。
「そうか〜?変わらんけど」と言っといた。
だけど、次に会うときには…自分の主義に反するけど
とりあえず染めとこか…。
[PR]
by denko6246 | 2012-12-12 16:22 | 介護と育児、現在進行形!

父の散歩道

f0219674_22224594.jpg

f0219674_222245100.jpg

リハビリかねての散歩。
父の日課。
約1年ぶりに会う父と一緒に歩く。

「1時間を目標に歩くねん」

1時間!?
それ、いくらゆっくりでも
ちょっと長いんとちがうかな?
危ないとこないか?
階段!!?冬は凍るで…あかんわ。
池!?こんな高台になんで池?
あぁため池な。昔の名残。
あぁ〜畑やったんか…
もぅ全然わからんな〜。
…いや、そんなことどうでもいいわ
池…落ちへんか!?
近くは歩かへんって…
手すりあるから、まぁ大丈夫か。。
人通りはあるかな?
散歩の途中で倒れたら
助けてもらえるやろか…?
私やったら途中、途中で
トイレに行けるようにしとくわ。
休憩はどこでしてんのん?
喉乾いたら…?
保険証持って歩いてんの?
そら、ええこっちゃ♪
最近は車の音、静かやから…
近づいてきてもわからんからなぁ
心配やなぁ…
………


この辺の昔はなぁ〜の
父の話をききながら
つもる心配は山ほどにもなり。
昔の話より、これからのこと話さないかんのに…
なんとなしに焦る気持ち。

「今日はちょっと歩くのはやかったわ…」
玄関についた父の一言。
「…きいてたより速いやん…と思っててん」
ぐったりした父の背中。
あぁ、あほやな。


もぅ帰る前の晩。
薬ぬりながらポツリ…と言う父。
「あんたもな…色々しんどいやろ」

ん〜?
まぁなぁ…
人並みにはな…。

ぼそぼそ答えながら
「これ、今日の散歩道やで♪」
写真をみせてみる。

「ここな、お父さんが一番好きな道やねん」
って教えてくれたイチョウ並木。


並木も父も黄昏時。
[PR]
by denko6246 | 2012-11-03 22:22 | 介護と育児、現在進行形!

母の入院

「お母さんな、ガンなんや。手術すんねん」
実家の母が突然入院。
子どもを保育園に送って新幹線に飛び乗りました。
首都圏脱出も実家(大阪)も5年ぶり。
あ〜それなのに選ぶ時間なく美味しい駅弁も逃し、
小田原過ぎで意識がとび爆睡!したため
富士山も見逃し…
ううっ、もったいない(涙)

新幹線と在来線、タクシーを乗り継ぎ
病院にやっとこせたどり着くと、
母はもう手術室へ行った後でした。
病室で待つ間、
本人との電話からは伝わってこなかった慌てぶりを
父がこの時とばかりに再現してみせてくれて
苦笑い。。

やっぱり。
離れて暮らす親の「大丈夫」は
信用できん。。

病室で母の戻るのを待つ間、
「…遅いなぁ」
「お母さんがんばってるなぁ」
「結構、時間かかってるなぁ」
落ち着かない様子の父に
最近のたくたくの写真を見せて
気持ちをそらす作戦!
病院内の喫茶店に連れ行き、水分補給!
あぁ、やっぱり来て良かったわ。。


そうこうしてるうちに
ようやく母が手術室から戻ってきました。
顔色真っ青やな…と思ってみていると。
突然父が母に近づいき声をかけたのです。
「もう大丈夫やで!よう、頑張ったな」

…え…えぇ〜っ!
お父さんそんな言葉知っとったんかいな…。

しばらく待つものの
麻酔がさめそうでさめない母。
気にはなるけれど、
疲れの見える父のほうも気になり、
連れて帰宅することに。
「お母はん、また来るわな」
「…うんうん、ありがとう。。」(ぼやん…)
「あんなぁ、さっきな、
お父さん、なんや格好エェこといっとったで」

「…あぁ、それが(お父さんの)ほんまの姿やで」

…。。
ほんまかいな!
今日は、2人してどないなっとんねん。



久しぶりの実家。
父が洗面所で
「あんたな、これよかったら使い」と
タオルの場所を教えてくれました。

…お父さん、
・・・お父さん、
これ雑巾やろ…(汗)

ふと見ると、洗面所には私宛てに
「これを使いや」と
メモがついたタオルが。
メモの字は、母の字。
自分も落ち着かない中で
娘のことおもい用意してくれた母の姿を思い浮かべ、
ついホロリときました。

f0219674_108880.jpg

母の病室

f0219674_1082638.jpg

母の手入れした花♪玄関先も華やか~
[PR]
by denko6246 | 2010-09-11 23:48 | 介護と育児、現在進行形!