「ごめんなさい」が言えなくて…
2016年 02月 20日
どこで覚えたのか
舌だしてべーっすることを覚えた
たくたく。
夏ごろからずっとやってはしかられてました。
べー…の気持ちはいろいろ。
「へへ〜んだ」とか
「いやだねーっ」とか
ごまかす時とかにも。
恥ずかしいときも。
写真に写るときなんかにも。
使い方が多彩になってきた頃、
ついに学校で事件が!!
べーはやらないことを約束していたにもかかわらず、
支援員さんにやってしまったのでした。
しかられてもあやまらないたくたく。
みかねて担任の先生がきて
「あやまりなさい」
「………」
長時間のにらみあいに…
まわりの子はどんどん課題をすすめていく中
何もできないまま授業は終了…。
よりによって学校公開中!
「10分とかの感じじゃなかった。20分近かったんじゃないかな」
ただよう緊張感は親にまで。
緊張感は、本人は翌日までひきずり…。
その日の夜。
たくたくが少し落ち着いたのを待って、
「べー」について少し話をしました。
されたら嫌な気持ちになること
もうしないこと
先生にごめんなさいすること。
うまくいえないので「お手紙かこうか♪」と紙とペンを用意すると、
一生懸命書きました。
ごめんなさい
べーして
手紙と一緒に、学校には
療育の先生と以前相談した時のお話を伝えました。
「うちの子まだうまく謝れなくて…」と相談した時の話。
みんな子どもの頃はなかなかすぐ謝れないもんだと
「お母さんだって、そうだったでしょ」と。
あら、そういえばそうかも。
特にこの子達は
固まってしまったらもう頭真っ白だから、
ちょっと落ち着かせてから
もう一度考えさせて…とすると
謝ることができる。
これを繰り返して、少しずつ謝ることができるようになるんだと。
少しずつ
がんばれ!